歴史
2017年5月29日
とても印象に残った話が、測点標石の話。(測点標石とは、日米修好通商条約でアメリカ人をはじめ外国人が自由に出歩ける外国人遊歩規定があり、県庁の国旗掲揚台から西へ10里と定められ、60か所の測量点に設置された標石のことです)
善行にも、15号測点が実際にあるそうです。
この測点標石は、日本地図で有名な伊能忠敬が、幕末に歩測で定めた10里という距離を、アメリカ人が信用しなかった(何とか箱根まで行きたかったそうです)ためメートル法で図り直した目印です。(結果としては、伊能忠敬が歩測で図った距離とほぼ同じでした。これもすごい話です)
そして、何よりも驚いたのが、参加していただいた地域の方が、この測点標石を掘って確認したという方がいらっしゃったということでした!
すべてのことに歴史があることをあらためて確認させていただいた機会になりました。
もちろん、私たちにも、お客様にも、地域にも歴史があります。
私たちも、その歴史を尊重しながら、お客様や地域がより良くなるように、精一杯貢献していきたいです。